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【トラトラ株】フィリピンで医療・美容事業「IPS」の高成長期待 (1/2ページ)

 米国による対中追加関税の発動を6日に控え、貿易摩擦激化への警戒感が強まった。外国為替市場では、輸出減による中国経済減速の思惑から元安が進み、これが嫌気される格好で、4日の上海総合指数の終値は、2016年3月1日以来およそ2年4カ月ぶりの安値となった。この元安・上海株安に連動し、日本も株安となっている。4日の日経平均は4月12日以来ほぼ3カ月ぶりの安値を付けた。また、4日の日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数共に連日で年初来安値を更新した。当然のことながら、この相場の下落を受け、信用買いを入れている個人投資家の含み損は拡大しており、追証絡みの投げ売りが出続けていると観測される。底打ちが見極められるまでは、慎重な運用スタンスを堅持したい。

 まず、IPS(4390)は、フィリピン関連事業の高成長期待で注目する。19年3月期通期連結業績は、売上高は61・07億円(前期比14・6%増)、経常利益は9・06億円(同10・7%増)の見通し。フィリピンで展開している医療・美容事業の売上高は、対前期で1・97億円伸長する見込み。近視患者は増加傾向にあるとみられることと、SNSを活用するなどデジタルマーケティングが功を奏しており今後もレーシック手術の売り上げは伸びると予想されるという。

 次に、エーアイ(4388)は、同社の高品質音声合成エンジンの「AITalk」が注目ポイント。これはコーパスベース音声合成方式を採用し、より人間らしく自然な音声で自由に音声を合成することが可能になるという。同社の音声合成エンジンを利用する顧客企業は、通信、防災、金融、車載、ゲーム、観光など、多岐に渡っている。特にこの数年、IoT、ロボットの普及、あるいは観光客の増加に伴い、音声認識と意図解釈を組み合わせた対話ソリューション、あるいは、翻訳と多言語音声合成を組み合わせた音声翻訳ソリューションとして利用されるケースが増えてきている。