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【AI時代の発想術】ビジネスの鍵握る社員の「スマホ教育」 新人に仕事奪われるローテク世代続出!? (1/2ページ)

 近い将来、AI(人工知能)がビジネス現場で普通に使われるようになったとき、企業が生き残っていられるためには、来年までのうちに社員の「スマホ教育」をする必要がある。

 講演会で自分のスマホを出してもらい、Googleのサービス、例えばGoogleカレンダーへの入力と共有をしてもらうと、ほとんどの中高年はいじるふりをするだけ。そもそもGoogleアカウントの取得もしていない。外部のブレーンとお互いのアイデアや資料などを共有する発想型業務(クラウドビジネス)ができないのだ。

 海外の企業と仕事をすると、日本企業との違いがよくわかる。海外のビジネスマンは仕事を前へ前へと具体化するITリテラシー(使いこなし)が身についているからだ。日本企業の場合はIT環境の導入だけはしたが使っていないと言わざるを得ない。やがてITからAIになるが、IT到来で消滅した業種を上回る経済的衝撃が日本中に走るだろう。

 分からないことはスマホひとつで検索しSNSで情報収集してしまう新世代と、Googleアカウントさえ持っていないローテク旧世代が同居する日本企業は、スポーツカーと耕運機が溶接されてレースに参加しているようなものだ。AIを導入した多国籍企業の国内参入に立ち向かう実力をつけるには企業内にスマホスキル養成機関を用意するしかない。社員のスキルアップができれば、現存勢力でAI時代に生き残るための土台が作れるからだ。

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