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【トップ直撃】“遊食買”で日台結ぶ 「台湾で最も有名な日本人」ジーリーメディアグループ・吉田皓一代表取締役 (1/3ページ)

★ジーリーメディアグループ・吉田皓一代表取締役(35)

 「台湾で最も有名な日本人」と呼ばれたこともある。台湾と香港からの訪日客向けウェブメディア最大手の「樂吃購(ラーチーゴー)」を運営し、日本各地の「遊ぶ」「食べる」「買う」の魅力を発信している。防衛大から慶應大、朝日放送を経て起業という異色の経歴だが、「戦略としての逆張り」で人と違う道を歩き、日本国内とアジアを飛び回っている。 (中田達也)

 --「台湾で最も有名な日本人」といわれたことがあるそうですね

 「そういう時期もありました。いまでもフェイスブックの(台湾からの)フォロワー数がいちばん多い日本人といえると思います」

 --以前は台湾のテレビによく出ていたとか

 「旅行番組や情報番組によく出ていました。当時はオファーがあれば全て引き受けていて、日本の変わった駄菓子を食べてリアクションするという番組もありました。いまでも街中や飛行機の中で時々声をかけていただきます」

 --台湾と香港の訪日客向けサイトの知名度を上げる効果はあった

 「僕にしかできない知名度の上げ方だったと思います。日本人でテレビのことが分かっていて、中国語をしゃべることができる経営者という特徴をうまく使えたかなと思います。サイトのアクティブユーザー数は台湾と香港を合わせて月間約120万人まで増えました」

 --台湾と香港の場合、人口比での訪日客の多さ、政治リスクの低さといった特色があるとか

 「もともと上海で会社を作ろうと思ったのですが、知れば知るほど複雑怪奇でした。台湾の場合、言葉にも日本語が根付いているほどで、勝算が見えました。香港の方も日本ブランドに対する信頼感やコストパフォーマンスの点で日本によく来られます。リピーター率も高いですね」

 --サイトの情報は、遊び、食事、ショッピングが中心ですね

 「ほかにはワンデートリップとしてすし握り体験や花火、お花見などを扱っています。特に地方で強いのが特徴ですね」

 --台湾のスタッフが取材して紹介文を書いているとか

 「インバウンド(訪日客)メディアでこういうことをしているのはうちだけで、それが強みです。日本人は文章に手を入れないようにしています」

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