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【買いか、売りか? 大分析 回転ずし業界】元気寿司、海外店舗数が国内超え はま寿司、ゼンショーの舵で海外出店攻勢 京樽「海鮮三崎港」は再生シンボル (1/3ページ)

 ■元気寿司

 宇都宮市に本社を構える元気寿司は、1991年8月に店頭登録(現ジャスダック)を果たし、回転ずし業界では最も早く株式市場にデビューした企業だ。68年創業で、今年は創業50周年のメモリアルイヤーに当たる。

 2012年5月に米穀卸大手の神明と資本業務提携し、その後、13年に同業のカッパ・クリエイトと業務提携、翌年にその提携を解消し、15年6月に有効的TOBで神明の子会社となった。

 現状では、神明とスシローグローバルホールディングスとの資本業務提携を機にスシローとの経営統合の協議に入っている。

 統合協議とともに、その元気寿司の「最大の特徴は海外展開」(外食担当アナリスト)にある。「元気寿司」33、「魚べい」94、高級回転寿司「千両」2の、3ブランドを展開し、国内総店舗152店舗(3月末)を持つ業界中堅ながら、1993年9月のハワイ初出店を皮切りに、今年3月末には海外店舗数を176に伸ばしている。内訳はハワイを含め米国16、中国54、香港75のほか、クウェート、タイ、シンガポールなどへと広がる。

 「18年3月期には国内新店舗13、退店9の152に対して、海外新店舗27、退店9の176。今期も計画では国内15以上、海外34と海外店舗拡大の経営戦略が如実に現れている」(同)

 7月末には今3月期業績予想を早くも大増額し、営業利益予想を当初見込みの18億1000万円から前期比50%増の26億円に。まさに「超元気寿司」の様相だ。

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