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【トップ直撃】メガネも会社も世界共通! オンデーズ・田中修治社長「管理職人事は誰がやっても不満が出るので選挙に」「うちのやり方自体が日本式じゃない」 (1/3ページ)

★オンデーズ・田中修治社長(40)

 倒産寸前のメガネチェーンを買収して10年。企業再生を果たしたが、「成功という言葉は使いたくない」という。メガネ業界の激しい競争にも気負いは見られず、海外展開についても、商品、会社運営とも各国共通かつ独自の手法で進めている。40歳にして経営者としてのキャリアは約20年にも及ぶが、いまその焦点はどこに当たっているのか。(中田達也)

 --購入から1カ月以内の全額返金可能など、「安心保証10カ条」を掲げていますが、競合と違いを打ち出す狙いですか

 「よその会社さんがどうこうということではありません。大量販売、大量消費の時代は終わっていき、いいものをちゃんと長く使うという流れに意識が変わっていく傾向があります。利益をお客さまに還元する場合、価格を下げることよりも、長く使えるようにアフターサービスによって安心して買っていただける会社、ブランドであることを目指しています」

 --製品の差別化は

 「特別には考えていません。それよりもメガネは販売員が命です。どれだけ機能が高い商品でも、度数が少しでもずれていれば使い物になりません。完成品として渡すプロセスで善しあしが決まります」

 --接客が大事に

 「メガネは検査したりフィッティングしたりするなど購入に時間がかかる商品です。店舗も地域の人たちから信頼を受けて、ある種のコミュニティーのような場所に変えていく必要もあります」

 --管理職を社員の選挙で決めているそうですね

 「会社の方針に大きな影響があることでなければそうしています。決定のプロセスを極力公開して、参加してもらうということです。人事は誰がやっても不満は出るんですよ。不満をなるべく少なくするには選挙にすることだと考えました。時代はバーベキューなんです。出された料理を食べるのではなく、自分たちで作るからいいんです」

 --どんな影響が

 「社長の面倒くささの50%はカネの話で50%は人の話だといわれます。人事をシステム化して合理化することで、自分の仕事に取り組むことはできますね。ただ、民主主義をやってるつもりはなく効率的なプロセスを選んでいるだけです。役職によっては役員間の選挙で決めることもあります。1票の重みについても差があって、管理職と非管理職で50%ずつになるようにしています。株主の議決権に近い考え方かもしれませんね」

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