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【横山利香 打ち出の小槌】有料版グループウェア事業拡大「サイボウズ」は押し目拾い 5月上場「ラクスル」はゆるやかな上昇基調 (1/2ページ)

 トルコリラの急落を嫌気して世界の株式市場が下落しましたが、米国の株式市場が堅調に推移し始めたこともあり、日本の株式市場も落ち着きを取り戻し始めています。

 とはいえ、個人投資家が主戦場とする東証マザーズ指数、日経平均株価も上昇こそすれ不透明感を払拭するには至っていません。

 リスク回避から日本円が買われる可能性も否定できず、現状では、業績に不安が少ない個人や中小企業を対象としたビジネスを展開する銘柄に注目せざるを得ません。

 今週もその観点から銘柄を選んでみました。

 まず東証1部の「サイボウズ」(4776)です。同社は、業務を効率化するグループウェアで国内シェアが高く、パッケージソフトやクラウドの両方を提供しています。働き方改革の波に乗り、グループウェアは個人事業主や中小企業での導入が進んでいます。長く無料で提供してきたグループウェア「サイボウズLive」も2019年4月には終了。有料版グループウェア事業の拡大が期待されています。

 18年12月期第2四半期の連結経常利益は前年同期比28%増に。通期計画をすでに上回っていることから、業績の上振れが期待されています。

 株価はここ数カ月横ばいでの推移が続いていましたが、決算発表を好感して足元は上昇トレンドに転換。年初来高値を更新しました。押し目を丁寧に拾いたいところです。

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