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【住まいの処方銭】「実家の片付け」は親が元気なうちに… 生前整理で費用や災害リスクも軽減 (1/2ページ)

★実家のモンダイ(1)

 お盆で実家に帰り、親と家の今後を考えた人は少なくないだろう。なかでもあふれる荷物に直面し、ため息をついた人は多いのではないか。

 実家片づけ整理協会(東京都中央区)の代表理事、渡部亜矢さんは「近年、一人っ子や独身者が増えています。夫婦でもそれぞれが自分の親の介護や世話などで突如、実家の片付けに直面し、困る例があります。なかには、叔父や叔母の家を片付ける話もあります」と話す。渡部さんはセミナーやテレビ出演、片付けサービスなどを通じ、生前整理の重要性を訴えている。

 渡部さんによると、最近、セミナー受講者には男性も増えているそうだ。片付けには、家具移動などの力仕事も含まれ、男性の参加がなければ成り立たない。ただ、男性には上手に片づけられない人もいる。

 兄弟のいない男性が両親を亡くして実家を売却したものの、父の本や母の着物など思い出の品が捨てられず、レンタルロッカー代として毎月3万円程度を払っている例があるという。

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