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【こんな時代のヒット力】“最も嫌な家事”空いた時間で「気軽にちゃんとやれる」 エステー「洗浄力 モコ泡わトイレクリーナー」 (1/2ページ)

 主婦にとって、夫に代わってもらいたい家事は「トイレ掃除」である。そのトイレ用クリーナー市場は121億円(2016年)で前年比104%と伸長している。その牽引役が、手軽に使えるライト使用のクリーナーで、前年比116%と拡大している。

 その市場に17年10月に加わったエステー(東京都新宿区)の「洗浄力 モコ泡わトイレクリーナー」(以後、モコ泡わ)が好調だ。スプレーすると泡が広がって汚れを落とすという画期的なもの。同社が新たに立ち上げたブランドながら、年間販売目標だった60万個を3カ月で売り、発売10カ月(18年7月末現在)で100万本以上を売り上げている。

 事業統括部門防虫・衛生事業部の飯田寛子氏は、新しいクリーナーブランド立ち上げにあたり、徹底的に主婦の聞き取りと観察調査を行った。そこで、「トイレ掃除が家事の中で一番嫌」「汚しているのは私じゃない」「でも、掃除するのは私」「前向きになれない」という声を聞いた。

 働く主婦が増え、それに伴って念入りにトイレ掃除を行う人が減り、気が付いたとき(空いた時間)にサッと手軽に掃除をする人が増えた。「気軽にちゃんとやりたい、が主婦のインサイト(=本音)」(飯田氏)だったのだ。そこで、トイレ掃除で気持ちがすっきりすることを狙い、『フチ裏から汚れが泡に押されて出てきたら楽じゃないか』というアイデアが生まれた。

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