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【家電の世界】世界初! 体感温度をAIが予測し最適運転に切り替え 三菱電機「霧ヶ峰FZシリーズ」 (1/2ページ)

 三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、人工知能(AI)を用いて、温度と湿度の変化を予測し、最適な運転に切り替える「おまかせA.I.自動」を搭載した「FZシリーズ」を11月1日から発売する。市場想定価格は、4・0kWが32万8000円前後(税別)。

 世界初となるこの機能を、同社では、冷房、除湿、送風、暖房に続く、「新発想の第5の運転モード」と呼び、「これまでの運転モードの課題を解決するものになる」と位置づける。

 たとえば、冷房利用時は、温度と湿度を下げる運転を行うが、設定温度に到達すると、冷房運転を弱めるため、湿度が上昇し、不快に感じることが多い。そこで、利用者の多くはリモコンを使って、運転モードを変える作業を行うことになる。

 「運転モードを切り替える判断は、ユーザーに強いているのが現状。住環境、ライフスタイル、天候によっても、最適な運転モードは異なる。とくに、普及が加速している高気密高断熱住宅では、湿気がこもりやすい。日本で生まれ、日本で育った霧ヶ峰は、日本ならではの四季を見つめ、人々の暮らしや住環境の変化に寄り添った省エネと快適を実現する。ボタンひとつで、わが家をどんどん気持ちよくできる」と同社は新機能に自信をみせる。

 18年間に渡って進化させてきた赤外線センサー技術に、AI技術を搭載した「ムーブアイmirA.I.」が、部屋のなかを360度センシングして、床や壁からの輻射(ふくしゃ)熱や、窓からの日射熱などを検知して分析。外気温の変化などによって、部屋にいる一人ひとりに起こる少し先の体感温度を予測する。ここでは、住宅によって異なる顕熱(温度)負荷と、潜熱(湿度)負荷も分析し、温度と湿度の変化を予測。これらの予測結果により、最適な運転モードと気流制御を自動的に行うことで、感じ方が異なる個人や、住宅環境に合わせた温度および湿度のコントロールを行う。

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