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【住まいの処方銭】実家の「片付け」説得の“NGワード” 「どうせ使わないよね」頭ごなしの否定は避ける (1/2ページ)

★実家のモンダイ(2) 

 親と一緒に実家を片付けられれば、子供の精神的、肉体的な負担は減る。親にとっても転倒のリスクなどがなくなるなどメリットは多い。だが、親が片付けに取り掛かるまでには、かなりの時間を要するだろう。

 生前整理の重要性を提唱する「実家片づけ整理協会」(東京都中央区)の代表理事、渡部亜矢さんは「親はどんなに散らかった部屋でも『片付けないと困る』とは思っていません。そんななかで、子供の側が『片付けさせる』『片付けてあげる』という意識のままでは、すぐケンカに発展してしまいます」と話す。

 どんな場合でも、人を動かし、その気にさせるのはモノの言い方。会社でも部下に注意するときはモノの言い方を考えながら伝えてきたはず。親に対しても同じだ。

 渡部さんによると、言ってはいけないのは、「どうせ使わないよね」「いつか使うっていつ?」「どうして、こんなものとっておくの」など、頭ごなしに否定する言葉づかい。同様に「こんなに荷物があると困るのはオレだよ」「言うとおりにすればいいから」など片付けが、子供の都合であることをあからさまに示す言葉だ。

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