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【住まいの処方銭】普通の片付けと異なる「実家の片付け」 「外回り」から進めることできれいを実感 (1/2ページ)

★実家のモンダイ(3) 

 親が「実家の片づけをしよう」と思い立ったとき。一緒にやれば作業ははかどるものの、さて、どこから手をつけるか。実家片づけ整理協会(東京都中央区)の代表理事、渡部亜矢さんに聞いてみた。

 「親世代は片付けてもらうのを恥ずかしいと思っています。まず、一緒に片付けしやすい場所から始めること」

 渡部さんによると、実家の片付けは、普通の片付けテクニックと大きく異なるそうだ。守りたいのは、(1)収納(しまい方)にこだわらない(2)すべてのものを全部出さない(3)押入れや納戸は後回しにする-の3点。親にとって、しまってあるモノの優先順位は低い。出しっぱなしのモノこそ、転倒リスクなどがあるので整理したい。

 渡部さんは、最初に手をつける場所として「外回り」をあげる。「親の同意を得やすく、片付け後にきれいな状態を実感しやすい。防犯対策にもなります。玄関や庭の使わない自転車や植木鉢、使わないスコップ、ほうき、ホースなどを片付けます」。草むしりも大切だ。孫と一緒にできるので親もやりがいがあるはず。

 マンションであればベランダから。避難経路をふさぐ鉢植えがないかも確認。きれいになれば室内に意識が向く。

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