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【介護離職に備えよ】「iDeCo」100万人時代のワケ 老後のお金は「介護離職」を未然に防ぐ意味も (1/2ページ)

 「iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)」の加入者が8月末で100万人を突破すると報道された。加入者の増加は社会保障についての不信感など、老後の暮らしに不安を覚える人が多いことも原因だと言われている。

 もともとは自営業や企業年金のない会社の社員などが対象だったらしいが、6月現在の加入者は約94万人。昨年の改正で主婦も含め、原則20-60歳のほとんどの人が加入できるようになったことで、それまで月に数千人だった新規加入者が急増し、ここにきて月3万人ペースで増えているという。

 老後の不安、親の高齢化に伴う不安は誰もが感じている。この先の社会保障に対する不安が、それに輪をかけていることは間違いない。

 実際、読者の中にはすでに親の介護を経験済みの人や介護中の人がいると思う。なかには、高齢期の親が田舎で一人暮らしという人も多いのではないだろうか。

 介護保険は、スタート時点の2000年度の給付費が約3兆円だったのに対し、16年度は10兆円になった。25年度には25兆円になると言われており、同時に負担する保険料も増えている。

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