記事詳細

【定年後 難民にならない生き方】介護保険「認定調査」の必携品“困りごとメモ” 伝えたいことをリストアップ (1/2ページ)

 介護保険を利用するための手続きのひとつである「認定調査」。自宅や入院先に認定調査員がやってきて、心身の状態を確認する。調査自体は小一時間もあれば終わり、さほどの負担ではない。

 だが、「まだ介護は必要ない」と「なんでも自分でできる」と言い張る年老いた親をなだめながら、日常の様子をあますことなく調査員に伝えるのは想像以上に難しい。では、どうすればいいのか。

 まず、用意したいのが「日々の困りごとをまとめたメモ」だ。箇条書きレベルで構わないので、調査員に伝えたいことをリストアップしておく。認定調査での質問は身体機能や日常動作から生活ぶり、精神面や行動面でのトラブルの有無など多岐にわたる。伝えそびれを防ぐうえでもメモが役に立つ。

 また、困りごとの伝え方にもコツがある。もっとも避けたいのが「とにかく困っているんです!」と訴えるパターン。調査員は国が定めた基準に基づき、介護にかかる時間を評価する。実情に即した介護認定を得るために必要なのは、査定に必要な情報を簡潔に、過不足なく伝えることなのだ。

 これまで区分変更も含め、計6回の認定調査に立ち会ってきた経験から言うと、A4用紙1枚程度の「困りごとメモ」であれば、快く受け取ってもらえる。

 家族としても調査時に伝えるべき情報に優先順位をつけ、頭の中を整理するにも頃合いのボリュームである。

関連ニュース