記事詳細

【トップ直撃】都市開発、言論活動…“誇れる”日本のため常に最善手 アパグループ・元谷外志雄代表「日本ほど素晴らしい国はない」 (1/3ページ)

 ★アパグループ・元谷外志雄代表

 国内最大のホテルネットワークを持つアパグループの元谷外志雄(もとや・としお)代表は、立志伝中の人物だ。一代でホテルやマンション、リゾートを含む総合都市開発事業を手掛ける同グループを築き上げただけでなく、政治や経済、安全保障に関するエッセーを執筆する保守系言論人でもある。起業秘話や、ピンチをチャンスに変えた経営哲学、飛躍・拡大を続けるグループの展望、「誇れる国、日本」への思いなどを尋ねた。(矢野将史)

 --アパグループが絶好調です

 「2010年4月、東京都心でホテル数トップを目指す中期5カ年計画『第1次頂上戦略(SUMMIT5)』をスタートさせて達成し、15年4月からは地方中核都市や海外に展開する『第2次頂上戦略(SUMMIT5-II)』を進めています。都内48ホテルの大半が月間稼働率100%を記録している。グループ連結の売上高、経常利益とも増収増益です」

 --事業のきっかけは

 「父が木工製作所を経営しており、私も子供のころから『事業家になりたい』と考えていました。中学生のときに父が病死し、長男として『家族の面倒を見なければ』という意識を強く持った。高校卒業後、将来の起業を見据えて地元の信用金庫に入り、慶應義塾大学経済学部通信部に入学した。『金融』の実践と理論を同時に学んだのです」

 「ここで人々の努力の目標物である、住宅産業で起業しようと決意し、27歳で脱サラして創業しました。事業は、長期15年で元利均等償還の住宅ローンを商品化したことで、大成功を収めました。金融を意識して『売れるための仕組み』を創ってきたことが今日の成功につながっています」

 --アパホテルは「会員システム」や「キャッシュバック」など、業界に先駆けて次々と実行しています

 「最も多い平日は、ビジネス利用が大半です。ビジネスマンにとって大切なのは時間であり、ホテルに泊まっても夜は会食に出かけ、部屋に戻ってもテレビを見て寝るだけという利用スタイルが多かった。そこで、駅から近く、部屋はコンパクトだがベッドは大きめで、テレビも大型、省エネに配慮した、高機能・高品質・環境対応型の『新都市型ホテル』という、新しいスタンダードを創り上げました」

関連ニュース