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【オーバーロクマル世代応援企業】89歳ソロバン経理、65歳ホテル支配人…女性も活躍する「ティオスグループ」 (1/2ページ)

★第1回 ティオスグループ 

 この連載は、25年間で2万人の経営者と交流してきた人材採用コンサルタント会社・キイストンの細見昇市社長が、60代以上の就業に積極的な企業30社を選出。夕刊フジと共同で紹介・顕彰するものです。

 「下町かっぽう しゃぶしゃぶ だら毛」などの飲食事業を中心に宿泊事業、不動産事業などを幅広く手掛けている「ティオスグループ」(東京都大田区、石橋隆太郎社長、http://www.tios-group.com)。従業員の平均年齢は44歳だがシニアの雇用率も高い。89歳の最高齢者をはじめとして、60歳以上の社員とパートは25人ほど。全従業員の約2割を占めている。

 「平均的にみてシニア従業員が多いのかもしれません。それは先代が事業を開始した頃から一緒に働いてきた方々が現在も在職している結果だと思います」と石橋氏は言う。

 同社の定年は65歳だが、その時点で健康面での自信や仕事への意欲などを考慮し、本人から「続けたい」との申し出があれば継続できる。その筆頭が、前述の経理を担当している89歳の滝川千枝子さん。

 「58歳のときに先代に出会い、勤めることになりました。それ以来、経理の仕事をしていますが、いまだにソロバンなんですよ」と手になじんだソロバンを見せてくれた。「年齢的にも毎日(の勤務)は無理ですので、週2日、通ってきています」というが、とても89歳とは思えない健康的な笑顔だ。

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