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【AI時代の発想術】来たるAI時代…“にわか芸術家”で勝ち組狙う クリエーティブ能力向上させる近道 (2/2ページ)

 うまい絵が描けなくてもいい。絵を描くことで見えなかったことが見えるようになる。そして、個展のような発表を前提に取り組むと、自分の発想力とセンスを磨かねばならないという気持ちが強くなる。

 個展が決まってから急に美術館に足しげく通うようになり、ネット上にある芸術作品もじっくり見るようになった。機会があればスケッチブックに絵を描き込むようになった。

 すると、どうだろう。今まで見えていなかったものが次々に見えるようになり、見えてきた中のさらに真意を描こうとする気持ちが起きてくる。これがクリエーティブ能力を向上させていくのだ。

 クリエーティブ能力を向上させる近道は、“にわか芸術家”になることだと思う。「デザイン思考」という言葉が一時はやったが、デザインというのはみんなが良いというものをいかにきれいに作るかということだ。だが芸術は、自分の内面を見つめて、自分がどういう状態かを表現することである。自分が見え始め、やりたいことが芸術的に想像できれば、AIはアラジンの魔法のランプのようにその夢に協力してくれると思う。

 にわか芸術家になると、内面を外に表現するようになる。そして、おのずと個性が生まれる。個性は他と違うオリジナリティーを創り出す。そうした活動をクリエーティブという。

 これから10年間、にわか芸術家として芸術的創作能力と発想力を磨き、AIが生活に浸透した時代になったら、そのAIを相棒に活躍したいと思っている。(プランナー・久保田達也)

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