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【トップ直撃】企業とマーケットつなぐコンシェルジュ グローバルキャスト・川口英幸代表取締役 10代で起業、挫折も経験 (1/3ページ)

★グローバルキャスト・川口英幸代表取締役(45)

 企業の特定業務を受託するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業で企業と消費者をつなぎ、成長してきた。創業から11年目を「第2創業期」と位置付け、通信や生活インフラ、教育などのコンシェルジュとしてさらなる拡大を図っている。10代で起業し、挫折も経験したトップは、営業力やテクノロジーを生かして、地域や消費者に密着する企業を目指している。(中田達也)

 --どんな事業を手がけていますか

 「企業とマーケットをつなぐ仕事です。ダイレクトの営業部隊やコールセンター、ウェブマーケティングなどさまざまな手段で、マーケティングや営業代行など、クライアントさんのマーケットを広げています」

 --具体的には

 「最初は光ファイバーの事業を手がけていましたが、現在は電気やガスの自由化、今後はIoT(モノのインターネット)やスマートハウスなどのサービスを大企業が展開するなかで、一般家庭まで届かない“ラストワンマイル”を補います」

 --教育ビジネスも手がけていますね

 「小学校のプログラミング教育必修化に向けた取り組みを進めています。『アビバキッズ』や『レゴクラス』などの教室を展開しています。自社のフランチャイズだけじゃなくて、教育商社という形で拡大していきたいと考えています」

 --仕事では「泥臭さ」を重視しているそうですね

 「創業当時から大事にしています。昨今IT化が進んでいますが、人同士のコミュニケーションは日本のブランドの一つでもありますし、社内でも事業でもコミュニケーションを重視しています。営業の世界は歩合給やインセンティブでやる気を出させるのが普通ですが、それだけじゃなくて、『ドリームボックス』を社内に設置して、将来やりたい企画を書き込んでもらっています。それが採用されて子会社化されたら社長をやってもらう仕組みもあります」

 --新たな取り組みも

 「がむしゃらにやってきてノウハウがたまってきたので、地域密着のSNS型ポータルサイト『マチドリ』というプラットフォームを立ち上げます。世の中のコンシェルジュのようなものですね。地域のお店や施設の情報のほか、不動産や教育サービス、AIスピーカーとも連携した仕掛けにも取り組んでいます。泥臭い部分を失わないようにしてテクノロジーと掛け合わせる企業を目指しています」

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