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【オーバーロクマル世代応援企業】60歳以上の女性を採用 「価値観の違い知りプラスに」 (2/2ページ)

 「電話やファクス、メールによる注文を取引企業さんへ発注するのが主な仕事です。特に“アイドルタイム”といわれる15時から17時は、お店の営業時間の関係で注文が多くなる時間帯です。不慣れで分からないことも多いので、先輩に教えを請いながらの日々です」

 先輩の鈴木真土香さんは28歳。なんと、猿田さんの娘さんと同い年だという。「でも、買い物の話や日常的な出来事など何でも話せますし、年齢差はまったく気になりませんね」。そんな猿田さんにはもう一つ重要な仕事がある。それは情報発信だ。「商品情報などをインスタグラムやフェイスブックにアップする仕事もしているんです」。

 前出の岡田氏は「社長の大山が40歳で私が39歳。年齢が近いと視野が狭くなってしまい、考え方が固定化されてしまう危険性があります。その点、(鈴木さんと猿田さんは)28歳と60歳。しかも女性。20代、40代、60代と年齢幅があることで価値観や考え方の違いを知ることができて逆に勉強になりますね」と言う。

 一般的に年齢差は“ギャップ”としてマイナスに捉えられがちだが、同社はその差をプラスに転化することで成果を得ているようだ。(取材・土金哲夫)

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