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「マツタケ」シーズン終盤、贅沢しちゃう? 今年は豊作で価格安く 輸入品は値上がり数量減少 (1/2ページ)

 秋の味覚、国産マツタケが今年は豊作で、価格が安い。主産地の長野県などで夏場以降マツタケの生育に適した天候が続いたため、市場での取扱量が前年比で4割増加し、卸値が5割ほど安い産地もあった。比較的安価な輸入品は前年と比べ値上がり傾向で、数量も減少しているという。依然高価で庶民の口にはなかなか入らないが、多少でも手が届きやすいのは正直、喜べる。

 8~9月の東京都中央卸売市場での国産マツタケの取扱量は約4・0トンと前年の同時期より、約1・2トン増えた。卸値の平均価格は1キロ当たり3割ほど値下がりし、特に全国有数のマツタケ生産地である長野県産は約2万5000円で5割安となった。岩手県産も約4万7000円で2割安かった。

 東京都・大田市場の仲卸は「前年は国産品が少なく、400グラムで10万円するものもあった。今年は高くても7万ほどだ」と指摘する。

 大丸東京店では、前年より価格は1~2割安く売れ行きも好調だ。広報担当者は「いつもより手に取る方や売り場に長くいる方も多い」と手応えを感じている様子。イオンでも前年より売り上げが伸びている。

 マツタケの出来は天候に大きく左右される。長野県林業総合センターによると、マツタケが生育するには気温が下がる9月にかけ適度な雨が降ることが条件だが、「雨の量や地面の温度がマツタケにとって好条件だった」という。

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