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【AI時代の発想術】「軍事AI」から日本を守るには? 覇権争いに国家、大企業が火花 (1/2ページ)

 世界中の誰もが知る通り、アメリカは軍事大国だ。その根幹となる軍事兵器は現在、核ミサイルに代表されるスーパーウエポン(武器)ではなく、軍事用AIになろうとしている。

 紛争相手国の武器を管理しているコンピューターをAIでハッキングすれば、「自爆しろ」と命令するだけでその国は消滅できる。脅して牛耳ることもできる。

 AIによるハッキング攻撃を受けた場合、防御できるのはそれと同レベルもしくはより高度なAIによる防衛システムしかない。

 そのためには最高レベルの軍事AIを自前で準備するしかない。他の国からAIをレンタルすると、貸し手に情報を握られてしまうからだ。

 AIを開発できる人材を育成するには深層学習や機械学習を学ばせる必要がある。それには高度な数学力が不可欠だ。その中でも、さらに独創的なAIを考え出せるのはノーベル賞受賞レベルの天才数学者に限られる。

 では、天才数学者はどこにいるのか?

 私の知る限り世界最高レベルのAI科学者を有するのは米グーグルだ。しかし、軍事AIはかつての原爆と同じで大量殺戮兵器になり得るため、グーグルの社員たちはAIを軍事目的に使うことに反対運動を起こし、米国防総省とのプロジェクト契約を拒否したのだ。

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