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【トップ直撃】スマホで簡単!勤労世代の資産運用 富裕層と同等のサービスを提供 ウェルスナビ・柴山和久CEO (1/3ページ)

★ウェルスナビ・柴山和久CEO(40)

 「最初はプラスになったりマイナスになったり不安定だが、続けることで着実な資産運用ができる」のが長期投資の魅力だという。東大法学部から大蔵省という超安定路線から、“元本割れ寸前”の危機も味わった末に「いままでの日本の資産運用とは全く違う」金融サービスで急成長中だ。富裕層向けと同等の仕組みをスマートフォン経由で提供し、働く世代の資産運用をナビゲートする。(中田達也)

 --日本人の金融資産は預貯金に偏重しているといわれます

 「私の両親の資産もほとんど預貯金なんですが、リスクを取りたくないからというよりは、そもそも資産運用の必要がない世代だったんだと思います。日本の大企業を中心とする社会はつい最近まで終身雇用が前提でしたから」

 --その時代は終わってしまったと

 「退職金に頼れないし、年金もどうなるかわからないというのがいまの世代です。でも日本社会には老後に備えた資産運用をどうすればいいかという経験もノウハウも蓄積されていないのが実情です」

 --資産形成のためのサービスが必要になる

 「投資に興味も時間も知識もない働く世代が、老後に備えて資産運用できるサービスを提供しています。電気や水道など社会インフラのような存在を目指しています」

 --投資対象は海外のETF(上場投資信託)のようですね

 「ポイントは世界経済全体に対して広く分散投資するということです。現状それがいちばんできるのが海外のETFということです」

 --利用者は何を決めれば

 「まず、最初にどれだけ資金を入れて、毎月いくらずつ積み立てするかですね。理論的には最初に大きな額を入れるほど有利だといわれていますが、最初の段階では運用結果はマイナスになったりプラスになったり不安定なこともあるので、多くの人にとっては積み立てと組み合わせることが現実的ですね」

 --ほかには

 「2番目にはどれぐらいリスクを取るかです。若い方なら株式の比率が8割、もうすぐ退職されるという方であれば5割ぐらいなど、スマートフォンの画面上でシミュレーションしていただくこともできます。重要なのは目標を設定してそこから逆算することです」

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