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【定年後の居場所】顔つきだけはごまかせない…定年後なっていたい「いい顔」 (1/2ページ)

 今年の8月、NHKラジオ第1放送の「特集 一本勝負」で、「定年後 それは長い夏休み?」というタイトルで話す機会をいただいた。「1つのテーマで30分間やるので、多くのことが話せますよ」とディレクターから聞いていたが、番組が始まるとあっという間に終わってしまった。聞き手が上手なので話したいことがどんどん出てきたのだろう。

 なぜ今、「定年後」が取り上げられているのか、定年後のお金に対する不安をどう考えるのか、定年退職者は地域でどのように過ごしているのか、などなど話題はいろいろな場面に展開した。

 番組後半のまとめの時間が近づいてきた時に、アナウンサーが「定年退職者は、その後の人生を成功していますか?」との質問があった。それに対して私は「定年後は、成功、失敗という軸ではなくて、『いい顔』かどうかがポイントだと思います」と切り出した。

 なぜだか分からないが、私は小さい頃から人の顔つきに強い関心があった。発言ではいくら美辞麗句を並べても顔つきだけはごまかせない。人を判断する基準は、その人の「いい顔」の度合いだった。私にとってはリトマス試験紙のようなものだ。

 だから社会人になったばかりの頃、郷ひろみさんの「How Many いい顔」の曲を聞いた時に、「いい顔」に関心を持っている人がいるのだと驚いたことを覚えている。作詞は阿木燿子さんだ。

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