記事詳細

【新・兜町INSIDE】「ヘッジファンド売り」一巡し需給改善 「魔の15日」過ぎ反騰期待

 証券関係者の間では、節目と意識される11月15日を過ぎたことで、株式市場の反騰局面入りが期待されている。ヘッジファンドの売りが一巡して、需給が改善するためだ。

 海外ヘッジファンドの多くは12月決算制。決算期末の45日前まで顧客の解約を受け付けるとされ、一部では「45日ルール」とも呼ばれる。特に解約締め切り日が接近するとファンドの解約絡みの大口売りに対する警戒感が高まり、「魔の15日」との異名も。

 しかし、11月15日を過ぎると顧客から解約通知を受けたファンドによる売りが出なくなる。大口の売り手が消えれば、需給が引き締まっていくのは自然な流れだ。

 株価急落に見舞われた10月以降、売り注文の半分近くが株価下落で利益を狙う「空売り」だった日もある。投資ファンドによる猛烈な売り攻勢が相場を崩したのは間違いない。

 ただ、例年12月に入ると海外勢の動きが落ち着いてくる。空売りで攻めてきた海外ファンドが多いだけに買い戻しによる意外高の目もありそうだ。

 【2018年11月16日発行紙面から】

関連ニュース