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【新・兜町INSIDE】破格の配当利回り5% ソフトバンク通信子会社が人気

 ソフトバンクグループの通信事業子会社が12月19日に新規上場する。予想配当利回りの高さから個人投資家から証券会社へ問い合わせが多く、市場関係者の前評判は上々だ。

 新規上場株の販売を任された幹事証券会社の1社は「株式購入から遠ざかっている顧客も含めて『お父さん犬』を配した企業紹介パンフレットを送付しました。これまで休眠口座に近かった顧客からも問い合わせがあります」(都心店の営業担当者)と、好感触に表情を緩める。

 人気の理由は知名度と高い配当利回り。ソフトバンクの通信子会社は純利益の85%を配当に回す方針を発表している。想定発行価格1500円で単純計算すると、税引き前の配当利回りは約5%と破格の高水準になる。

 12月3~7日が「ブックビルディング」と呼ばれる申込受付期間になる。購入希望が積み上がっていくにつれて、親会社のソフトバンク株が上昇し、さらに子会社株の買い手を呼ぶ過熱相場が予想される。怖いのは、政府による値下げ圧力だけか。

 【2018年11月21日発行紙面から】

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