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【新・兜町INSIDE】12月IPOは役者ぞろい… 主幹事証券の職人芸?

 12月は株式の新規公開ラッシュを迎える。今年は個性的な企業の上場が続き、市場関係者の間でも「役者ぞろい」との前評判だ。

 12月に新規上場する企業は19社。これらの企業のデビューが11~25日の10営業日に集中する。19日に上場するソフトバンクグループの通信子会社が話題を集めているが、他の銘柄にも投資家の熱い視線が注がれている。

 注目はアルテリア・ネットワークス。NTTなど大手通信会社以外で自前の光回線網を全国に展開する唯一の企業だ。マンションなど住宅に強く、安定性と成長性を兼ね備えている。

 25日上場のレオス・キャピタルワークスも関心が高い。独立系運用会社として8000億円超の資産を運用し、投資信託「ひふみ」は高い運用成績で知られる。

 今年は早くから12月の上場ラッシュを予想する声が多かった。このため、市場では「他銘柄と上場日がぶつかっても支障なく資金調達できるよう、主幹事証券各社が人気の出そうな銘柄を12月まで温存しておいたのでは」と、うがった見方も出ている。

 【2018年11月23日発行紙面から】

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