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【オーバーロクマル世代応援企業】違和感ない“老若”の融合「時間の濃さ実感します」 (2/2ページ)

 「23時の閉店後、“今日も終わった”という解放感、充実感、爽快感がなんとも言えないですね。時間の濃さを実感しています」

 一方、製麺職人の久須美氏は、勤めて2年。「週6日、9時から16時までの勤務で1日平均800食、週末など多い日には1000食分を超える量を作ります」と語る。

 この職場にも若い世代が多いが、瀬尾さん同様、「年齢を気にしたことはありません。むしろ彼らのほうから普通に話しかけてきます」という。

 スタッフには外国人留学生もいるが、「日本語の習得のためもあるのか、積極的に話しかけてきます。製麺の技なども質問してきますね。もちろん、会話は日本語ですよ」。

 若いスタッフは久須美氏の製麺作業を傍らでよく見ており、自分たちでも製麺もする。そんな時、「アドバイスすることもあります」。こうした場で自然に交わされる会話がお互いの理解を深めることにつながっているようだ。

 そんな老若融合の現場をよく知る同社執行役員の佐藤信之氏は「今後も和食部門ではシニアの積極的な採用を考えています」と話している。(取材・土金哲夫)

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