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混乱し放題!? ソフトバンク「大規模通信障害」で上場に暗雲 総務相「重大事故」行政指導検討へ ファーウェイ、サウジとの親密度も懸念 (1/2ページ)

 日本全国が「混乱し放題」だった。通信大手のソフトバンクが6日に大規模な通信障害を引き起こした問題で、石田真敏総務相は7日、電気通信事業法上の「重大な事故」に当たると判断、行政指導を検討することを明らかにした。19日の株式上場目前の大失態。中国のファーウェイやサウジアラビアとの親密関係も“リスク案件化”するなか、親会社のソフトバンクグループ(G)の孫正義会長兼社長(61)への風当たりも強まっている。

 閣議後の記者会見で石田総務相は、ソフトバンクに速やかな原因究明と再発防止策の報告を要請したと明かし、「行政指導を含む必要な対応を検討したい」と述べた。同社は2月にも通信障害を起こしたことに触れ、「生活に不可欠なサービスを担う通信事業者として、真摯に受け止める必要がある」と批判した。

 菅義偉官房長官も「日中に4時間以上にわたって、全国の多くの利用者に不便を掛けており極めて遺憾だ」と述べた。

 通信障害は6日午後1時39分に発生。4時間超にわたり全国的に携帯での通話やデータ通信が利用できない状態となった。ソフトバンクは原因についてスウェーデン通信機器大手、エリクソン製の交換設備での不具合だったと発表している。

 エリクソンは、基幹ネットワークの一部に自社のソフトウエアの不具合が見つかったと発表。英携帯電話大手「O2(オーツー)」など、エリクソンの設備を使用する11カ国の通信事業者で、ほぼ同じ時刻に同様の異常が発生したという。

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