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【トップ直撃】私たちはスノボに乗るように働く…雪山へRide on! バートンジャパン・須川尚美代表「スマホがライバル」 (1/3ページ)

★バートンジャパン・須川尚美代表(53)

 「会社に入るまで一切スノーボードをやったことがなかった」「寒さが苦手でサーフィンばかりしていました」。業界初の女性経営者はこう明かす。いまでは年間30日は雪山に出かけるほどハマっていて、やんちゃなスポーツと思われがちなスノボが、実は初心者や中高年にもハードルが低いことを自ら示した。“ボードに乗っているように働く”ことで、市場の拡大を目指している。(海野慎介)

 ■子供から大人まで “スマホがライバル”若者へ環境提供を

 --主力事業について教えてください

 「スノーボードを中心として、アパレルやバッグなど、最近ではアウトドア用品も販売しているスノーボードメーカーです」

 --客層は

 「メーンは20代から40代ですが、スノボを体験できる2、3歳から上は50~60代の方々に商品を使ったり着ていただいたりすることができます。10代の選手やお客さん向けにキッズ用品も販売しています。私も50代ですが、20代の女性向けのウエアも着ますね」

 --年間30日以上、スノボをするそうですが、スノボの経験はあったのですか

 「実はバートンに入るまでスノボを一切やったことがなく、バートンという会社も知らなかったんです。10代から20代の頃は海や夏が好きで、サーフィンばかりしていました。寒さが苦手という単純な理由ですが、入社時の面接で話を聞くとスノボもなかなか面白そうと思いました。“横乗り”という点は一緒です」

 --入社してから始めたんですか

 「入社時も、寒いのが嫌いなので、多分やらないだろうと思っていました。ですが、会社で『ライドデイ』という社員が雪山で1日スノボをするイベントがあるんです。入社から2シーズン目にスクールに入ってやってみたらなかなか楽しかった。毎シーズン行くようになったのはそれからですね」

 --初心者でもすぐ身につきますか

 「イベントでは未経験者はスクールで学ぶのですが、1時間、2時間のレッスンでターンまでできる人もいれば、できない人もいる。私はできなかったですけれども…」

 --中高年になってから始めることも可能ですか

 「スノボは、前か後ろかの体重移動だけでターンできるので、50~60代でもひざの負担が少ないんです。ボーゲンから入って、両足の板をくっつける動作が必要なスキーよりも敷居が低いかもしれません。『正統派』のスキーに比べてスノボは『やんちゃ』『破天荒』なイメージを持たれがちですが、子供から大人まで楽しめるスポーツだと思っています」

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