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【AI時代の発想術】「5G」導入で仕事と生活どう変わる? (1/2ページ)

 2020年から携帯電話などのモバイル通信ネットワークは「5G」になる。そのとき何が起きるのか、想定してみよう。

 最も注目すべきことは、スマートフォンにAIが搭載された新製品が続々発売されることだ。

 一般人のポケットの中にAIが「いつもいる」という世界が始まるのだ。これにより、生活と仕事は大きく変わる。スマホに搭載されたAIは、いわば子供みたいなAIだが、現在のWi-Fiよりも高速な5G通信でその先のサーバーに搭載されている“親AI”とつながり、最先端のAI機能を利用できるようになる。

 スマホには音声を収録するマイク、再生するスピーカー、指でタッチパネルを操作するためのタッチセンサー、地球上の自分の位置を割り出すGPS、どのくらいのスピードでどちらに移動したかがわかる移動体センサーなど、さまざまなセンサーが付いている。20年ごろには、赤外線感知やバランスをとる特殊なセンサーが搭載されたスマホも登場するだろう。

 それらのセンサーが得た情報にAIが加わると、以下のようなことが可能になる。

 例えば、脈拍や血圧センサー内蔵の腕時計をAIスマホにブルートゥースでつなぎ、そのスマホとAI、そしてデジタル家電をつなげば、AIはユーザーの健康状態を診ると同時に自宅の冷蔵庫の中身を判別して本人に最適な食事を提案してくれる。

 また、スマホでアクセスしたGoogleMapは渋滞回避コースを表示するだけでなく、ドライバーが好きな景色からドライブコースをピックアップしたり、仕事に有益なイベントや店舗などに寄り道するコースも提案する。

 スマホは進化した歩数計でもある。ウオーキングに最適なショッピングコースやカロリー消費を計算したランチ、デザート、カフェの食べ歩きコースなども表示できる。

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