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【トップ直撃】福島には“本場”のフラがある! 映画「フラガール」のヒットで全国銘柄に 常磐興産・井上直美社長 (2/3ページ)

 --太平洋・島サミットの会場にもなりました

 「15年の島サミットは、首脳級が集まる国際会議として福島県で初めて開かれ、勉強にも意識改革にもなりました。今年も島サミットが開かれましたが、みんな自信を持ってやっていました」

 --ハワイなどポリネシア文化への思いも強いそうですね

 「フラの衣装もハワイで生地を買って作るなど、できるだけ本物の文化をお見せしようとしています。それがスパリゾートハワイアンズの鮮度を保つことであり、全国で流行しているフラダンスの最高峰だと思っていただけるように努力もしています。ハワイの観光関係者に聞くと、ネタがなくなると『いわきに行くか』と参考にしていただいているようです」

 --今後、強化する点は

 「プールと温泉、ダンスの3本柱のほか、レストランでの食事やショッピングに力を入れています。施設面では昨年、大型のボディスライダー『ビッグアロハ』を新設しました。また、熟年夫婦やお一人さまも増えているので、新しいホテルの建設やいまのホテルを作り替える検討チームも作っています。(プールを覆う)ドームについては、10~20年後に第2ドームも夢としてはあるかもしれませんね」

 --石炭の輸入など燃料商社事業は

 「供給ニーズがある限り、商社機能としての責任を果たしますが、コアの商売はハワイアンズだと決めており、極めていきたいと思います」

 --今後の展開は

 「フラやハワイアンズの事業を日本のほかの地域でやるという考えはあまりないんです。スパリゾートハワイアンズは常磐炭鉱の歴史の裏表なので、あのショーを特別な思いで見ていただけると考えています。海外からお誘いはありますが、全く同じものは無理だと思います。やるのであればポリネシアンスタイルのホテルやレストラン事業が可能性はありますね」

 【美術】画家か美術教師になりたかったというが、高校時代に断念し、東大経済学部に進んだ。

 「高校3年のとはき東大紛争で入試がなくなったので翌年に受かりました。宇沢弘文先生や浜田宏一先生の講義も受けましたが、教養学部の授業が面白かったですね」

 就職では「社会の役に立つことをやれという親の言葉が頭の片隅にあったので、いろんな業種をサポートできる銀行に入りました」。

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