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【こんな時代のヒット力】「アイスを焼く」新発想でパリパリ食感実現! オハヨー乳業「BRULEE」 (1/2ページ)

 コンビニで、1個300円もするアイスクリームが売れている。冬になってもその勢いは止まらない。オハヨー乳業(岡山市)が、2017年3月に発売したプレミアムアイス「ブリュレ」だ。想定をはるかに超える3倍もの注文が殺到し、発売10日で無念の販売休止。満を持しての再開だ。

 ブリュレは、「アイスを焼く」という新発想でクレームブリュレの焼き目とパリパリとした食感を実現。香ばしくほろ苦い焼き目と濃厚なミルク味のアイスクリームが女性の心をつかみ、大ヒットした。だが、「アイスを焼く技術の難しさから当初は歩留まりも悪く、発注の急増に対応しきれなかった」(広報室・野崎雅徳氏)。

 開発のきっかけは、気軽に楽しめる本格派の洋生菓子を提供したいという若手の研究者の想いだった。同社は焼プリンを作っており、その流れをくんで洋菓子の王道であるクレームブリュレが案として浮かんだ。

 だが、クレームブリュレ特有のパリパリとした表面を再現し、それを店頭でも維持することは難しかった。そこで洋生菓子ではなく、アイスで再現してはどうかと発想を転換。同社は約20年前、焼アイスを作った技術があり、その復活と応用ができると判断された。

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