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【新・兜町INSIDE】年末に「IPOラッシュ」 供給過剰は好機か

 過去最大の新規公開(IPO)案件となったソフトバンク株上場を19日に通過。年内のIPOラッシュは25日まで続き、初値形成への悪影響が警戒されている。

 今週は17日から21日までに12社が上場する予定。3連休明けの25日も3社が市場にデビューする。

 これら15社の内訳は、ソフトバンクが東証1部、ジャスダックが17日上場済みのグッドライフなど3社、残り11社がマザーズ市場に集中している。

 マザーズに公開企業が集まるのは、他の新興市場に比べて1部昇格に有利だとみられているためのようだ。中小型株市場は現在、ジャスダック、マザーズ、東証2部の3市場が並立している。しかし、東証は3市場の一本化も視野に入れ、市場再編に向けて有識者による検討会で議論を始めている。

 このため、年明け以降も制度改正前の駆け込み的なマザーズ上場が続くとみられ、供給過剰懸念の一因となっているようだ。

 ただ、投資の立場では株価は安く買いたいものだ。人気が離散して初値が公開価格を下回れば、安値拾いのチャンスになるかも。

 【2018年12月19日発行紙面から】

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