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東証4日ぶり反落 円高進行、相場上昇に警戒感

 10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は今年最初の取引となる1月4日の大発会以来、4営業日ぶりに大幅反落した。円高進行や急速な相場上昇への警戒感から利益確定の売り注文が強まった。終値は前日比263円26銭安の2万0163円80銭となった。

 東証株価指数(TOPIX)は13・10ポイント安の1522・01。出来高は約13億800万株。

 朝方は、7~9日の上げ幅が計860円を超えたことを警戒し、投資額を調整する動きが先行した。円相場が1ドル=107円台に上昇したことも加わり、輸出関連企業などが売られ、下げ幅は一時300円を超えた。

 一方、日銀による上場投資信託(ETF)の買い増しが期待され、下げ渋る局面もあった。カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングなど、平均株価への影響が大きな主要企業の決算発表も控えており、業績を見極めたいとの思惑も強かった。