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【新・兜町INSIDE】今年は再上場ブーム? 「超大型案件なし」が濃厚

 2019年の株式市場では、有名企業の再上場が相次ぎそうだ。市場関係者の間では、スカイマークやりんかい日産建設などの名前が候補として浮上している。

 スカイマークは15年1月に民事再生法の適用を申請し、その後に上場廃止。しかし、翌16年3月に早くも民事再生手続きが終了し、再建に成功した。もともと知名度が高いうえ、再上場となれば、最近の原油安や旅客需要の増大も株価のプラス材料となる。

 また、経営破綻後、15年3月に会社更生手続きを終えた中堅ゼネコン、りんかい日産建設も株式市場関係者の間で、再上場の有力候補とみられている。

 一方、今年は超大型銘柄の新規上場の噂が聞こえてこない。昨年は12月にソフトバンクが上場したほか、17年は佐川急便を展開するSGホールディングスが上場。このほか16年のJR九州やLINE、15年の日本郵政グループ3社など毎年のように大型上場が続いてきた。しかし、今年はこうしたスター企業は音沙汰なし。市場からの資金吸収額が減るので、需給面では悪い話ではなさそうだ。

 【2019年1月7日発行紙面から】

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