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東証続落、40円安 決算前に様子見ムード広がる

 17日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。主要企業の決算発表を前に様子見ムードが広がる中、米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題に伴う景気の先行き不透明感が重荷となり、売り注文に押された。終値は前日比40円48銭安の2万0402円27銭だった。

 東証株価指数(TOPIX)は5・43ポイント高の1543・20。出来高は約11億4800万株。

 朝方は円安ドル高の進行を受け、輸出採算が改善するとの見方から自動車株などが買われ、平均株価は値上がりした。その後、利益確定の売り注文が出たことに加え、円安の勢いが徐々に鈍ったことをきっかけに下落に転じた。

 米中の対立など国際情勢への懸念が根強く「投資家が積極的に買えなかった」(大手証券)という。ただ、16日の米国市場で米ゴールドマン・サックスの株価が上昇したことから東京市場でも銀行株や証券株が総じて堅調に推移し、相場全体を下支えした。