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【セカンドキャリアの達人に聞く・人生後半戦の生き方】勘違いは禁物!「熟年NG集」 やめておいた方がいい「蕎麦打ち、田舎暮らし、離婚」 (1/2ページ)

★(3)特定行政書士/知的財産管理技能士・天道猛さん

 「セカンドキャリアについて決まった正解はない。自分で考えて苦労して手に入れるしかない」と語るのは、天道猛さん(64)。2011年に35年間勤めたラジオ局を57歳で早期退職した。

 「体力、気力があるうちに、セカンドライフを構築しなくては」と考え抜いた末の決断だった。

 天道さんが心に決めたセカンドライフの原則は、次の3つ。

 〔1〕やりたくないことはやらない

 〔2〕世のため人のため家族のため

 〔3〕ワーク・ライフ・ラン・バランス

 天道さんは、これまでいくつものフルマラソンやウルトラマラソン、トレイルランニングレースに出場してきたランナーでもある。

 現在は、「おおむね『こんな風に生きたかった』というのに近い毎日を送っている」というが、退職後は精神的につらい時期もあった。

 行政書士や知的財産管理技能士の資格を50代のうちに取得。退職間際には時間もお金も費やして大学院に通い、MIP(知的財産修士)も取得した。セカンドキャリアについて、おぼろげなイメージを描いていたが、なかなかその通りにはならなかったという。

 「ある程度、人脈もあるし、何とかなるかと思っていたんですが、現実は厳しかった。ハローワークにも行きました」

 5万、10万円を稼ぐのがどれほど大変なことか痛感したという。

 「ぼんやりとしたイメージではダメだというのが、退職して最初の1年」で、暗中模索する期間だったという。

 「資格だけではとても飯を食えない。必死でやらないと、とても生活できるほどにはならない」

 ただ資格があると、「足しになる」という。知識と資格を活かし、知的財産管理技能検定の試験対策本や、マイナンバーに関する入門書などを出版している。

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