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東証続伸、摩擦緩和に期待 取引低調、利益確定売りも

 週明け21日の東京株式市場は米中貿易摩擦が和らぐことへの期待から買い注文が先行し、日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前週末比53円26銭高の2万0719円33銭で、約1カ月ぶりの高値水準。相場の過熱への警戒感から利益確定売りが出て、取引終盤に上げ幅を縮めた。

 東証株価指数(TOPIX)は8・78ポイント高の1566・37。取引は低調で、出来高は約11億2700万株と約4カ月ぶりの少なさだった。

 米中摩擦の打開に向け、中国側が輸入を大幅に拡大する譲歩案を検討していると伝わり、世界的な貿易停滞による景気失速への懸念がやや後退した。前週末の米国株高の流れを引き継ぎ、朝方は220円超上昇する場面があった。輸出関連銘柄の値上がりが目立った。

 業績予想の下方修正を受け、前週末に値下がりしていた電子部品大手の日本電産株は反発した。