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【凄腕アナリスト ザ・覆面】「アルテリア・ネットワークス」注目 不遇のIPO経て逆襲高 (1/2ページ)

 東京株式市場は好材料と悪材料が交錯し、もみあい商状が継続する見込みにある。中国の通信機器メーカー「華為技術(ファーウェイ)」に絡んだ米国当局の捜査の動きなど「火種」はくすぶるなか、中国の景気刺激策、米国連邦政府の一部機関における閉鎖解除の働きかけ、ブレグジットに絡んで英国メイ首相の不信任案が否決され、代替案の採決が30日までとなったことなど期待感が相場を下支えしている。

 こうしたなか、今3月期決算企業の第3四半期決算発表が、23日の日本電産を皮切りに本格化する。

 「リスクオン」の強気・上昇相場では、好業績期待の銘柄を先回り買いする投資手法が効果的ながらも、「リスクオフ」の弱気・調整相場の局面では、好業績銘柄といえども発表と同時に目先の材料出尽くしで売られるケースが増えてくるために、先回り買いは注意が必要だ。好決算発表後の銘柄を選別しての投資スタンスが有効となるだろう。

 投資の視点からすると、もう1つのポイントが需給だ。日経平均が2万円台を固めるなかで、個別銘柄の切り返し場面では戻り売りも強まって上値を抑えてくる。この売り圧迫要因が軽微な銘柄が直近の新規上場(IPO)銘柄といえる。

 昨年12月12日のIPO銘柄である「アルテリア・ネットワークス」(4423)がここから注目できる。

 同社は法人向け通信ネットワーク事業とインターネット事業の「BtoB」ビジネスを展開し、国内で大容量光ファイバーケーブル・ネットワークを構築、マンションインターネット事業では国内トップシェアの実績をもっていることが特徴だ。

 また、通信ネットワーク事業等では主要ユーザーに、サイバーエージェントや札幌市消防局を擁している。大手総合商社・丸紅系の企業で、社名のアルテリアはラテン語の「動脈」に由来している。

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