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【トップ直撃】翻訳機「ポケトーク」が大成功! ミッションは「言葉の壁をなくす」 ソースネクスト・松田憲幸社長 (2/3ページ)

 --翻訳以外の使い方は

 「外国語学習の用途ですね。外国語で話したい文章を一発回答できるという意味で、ポケトークほど正確なものはありません。教育面でもどんどん利用される可能性が高いと思います」

 --スマートフォンの翻訳アプリとの競合は

 「世の中のものはみんなスマートフォンに集約されるとおっしゃる方もいますが、スマホは時計や電卓など、たくさんの機能を吸収しているだけに使いづらい面があるのも事実だと思います。翻訳もスマホでできることも多いですが、スピーカーやマイクが十分なのか、他人に翻訳された文字の画面を示す際に、プライベートな情報を見られる恐れはないのかといった問題があります」

 --ソフトウエアの会社からハードウエアも手がけて成功したのは、シリコンバレーに住居を移したことも大きかった?

 「シリコンバレーにいるとさまざまな人に会う機会が多く、テクノロジーの“上流”にいることで、いろんなテクノロジーを持っている人に会うことも増えます。もしシリコンバレーにいなければ、現在のような製品をここまで早く出すことはできなかったと思います」

 ■運命変えた1本の電話

 【関西】若いころから起業を考えていたわけではなく、「サラリーマンで一生を終わろうと思っていました」。

 実家が株好きだったこともあり、小さい頃から会社四季報を小さいころから読んでいたという。経営者の資質について「強いていえば、関西に住んでいたということでしょうか。子供の頃からカネ勘定の話をやたらとしていましたね。関西は関東よりも人口比で倍の人がIPO(新規株式公開)をしています」。

 【電話】日本アイ・ビー・エムに勤務当時、運命を変えたのは1本の電話だった。「たまたま先輩にかかってきたヘッドハンティングの電話を取ったのをきっかけに、外資系企業のオファーが来ました。社員を雇うことになったのですが、自分で給料を決められないことが分かったので、1人で会社をつくりました。そして製品がないと大きくなれないと気付き、いまのソースネクストを設立しました」

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