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東証反発、216円高 米利上げ一時停止に期待

 31日の東京株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が示した追加利上げの一時停止方針が景気を下支えするとの期待から買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は反発した。上げ幅は一時300円を超えた。終値は前日比216円95銭高の2万0773円49銭で約1週間ぶりの高値を付けた。

 東証株価指数(TOPIX)は16・73ポイント高の1567・49。出来高は約13億5900万株。

 朝方は、米利上げ一時停止方針を好感した前日の米株高の流れを引き継ぎ買いが先行した。その後、日米金利差が拡大しないとの見方から円高ドル安が進み、1ドル=108円台に上昇したことから、平均株価が伸び悩む場面もあった。

 市場では、米中貿易摩擦を巡る閣僚級協議の動向を見極めたいとの慎重姿勢も根強い。「米株高を背景にトランプ米大統領が中国に対して強硬姿勢を打ち出すかもしれない」(準大手証券)との指摘もあった。