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東証4日ぶり反落、39円安 過熱感から利益確定売り

 5日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比39円32銭安の2万0844円45銭。最近の相場上昇で過熱感が生じ、反動で当面の利益を確定する売り注文が優勢になった。ただ円相場の円安ドル高基調を好感し、買いが広がる場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は1・55ポイント高の1582・88。出来高は約12億2800万株。

 前日の米国株高が投資家心理の改善を促し、朝方は買いが先行した。1ドル=110円近辺の円安水準となり、輸出企業の収益拡大期待が高まった。一時は平均株価が100円近く上げ、節目の2万1000円に迫った。

 だが次第に失速し、午前の取引の半ばごろからは、前日終値を挟んだ一進一退の展開となった。中国は春節(旧正月)に伴う大型連休中で、貿易摩擦の緩和に向けた米中の協議は進展しないとの観測につながった。アジアの主要市場は休場が目立ち、東京株の値動きも力強さを欠いた。