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【こんな時代のヒット力】2度できる試食で「冒険する喜び」提供 「B-R サーティワン アイスクリーム」 (1/2ページ)

 1974(昭和49)年の日本初上陸から45年を迎える「サーティワン アイスクリーム」(以下、サーティワン)。国内1165店舗、年間売り上げ454億円を誇る日本最大のアイスクリーム専門チェーンだ。

 アイスクリームとしては決して安くはないにもかかわらず、なぜサーティワンは唯一無二の存在になったのだろうか。

 サーティワンは1カ月(31日)毎日違ったアイスが楽しめるというコンセプトで米国で発祥。創業者の名前から「バスキン・ロビンス」ブランドで、世界52カ国で展開している。日本進出にあたり、フレーバーの豊富さをイメージさせる「サーティワン」というネーミングに変更された。これは日本だけである。

 名前はサーティワン(=31)だが、店頭には32種類の商品が並んでいる。45年前、日本には32種類ものアイスクリームを店頭に並べる店はなかった。アイスといえばバニラ、チョコ、ストロベリーしかない時代。米国の定番チョコレートミント味は、「毒々しく見えたのか、売れ行きは芳しくなかった」(営業推進本部マーケティング部、若林翌部長)。ミントという言葉もなく、“スーッとするハッカの味”と注釈をつけた。同時に「食べてみないとわからないので、試食を薦めた」(若林氏)。

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