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【住まいの処方銭】親の「介護施設」選ぶ基準は? 専門家「『要介護1、2だから特養は無理』とは必ずしも言えない」 (1/2ページ)

 親の介護は誰にでもやってくる。親を介護施設に入居させるなら、どう選ぶか。介護・暮らしジャーナリストで、『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本』の著者である太田差惠子さんに、施設選びのポイントを聞いた。

 「親の問題は突然、やってきますが、施設選びには時間が必要。普段から、周辺の施設を把握しておきたいものです」

 高齢者が入居できる施設の例は表の通り。

 多くの人がまず考えるのが、毎月の費用負担額が抑えられる特別養護老人ホーム(特養)だろう。ただし、入居は、原則要介護3以上。待機者もかなりの数だ。

 一方で、太田さんは「『要介護1、2だから特養は無理』とは必ずしも言えません。『父が母の老々介護をしていたが、父が大病を患い急に入院したため、介護する人がいない』などの個別事情をくみ取ってもらえることがあります。まずは、抱え込まないことです」とも話す。

 自治体によっては、特養の入居優先順位をホームページで公開しているところもある。「一人暮らし」など、その人なりの状況を「ポイント制」として積み上げる。あきらめずにまずは自治体に確認を。できれば、出向いて事情を話したい。

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