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【株式フジ】投資家の動きは次第に活発化、評価高い銘柄を再度手掛ける UUUM、ワークマン急動意 (1/2ページ)

 ベトナム・ハノイで開催された米朝首脳会談は株価の材料にはならないでしょう。また、継続される「米中通商協議」についても、当初3月2日を期限としていた(米国による中国製品への)追加関税措置が延期されました。いったん、株式市場の波乱材料ではなくなっています。日本でも3月期決算企業の2018年10~12月期決算発表が終了し、通期業績についてもほぼ見通せる感じになっています。もちろん好決算企業とそうでない企業の株価には差がでていますが、それは当然のことです。総じて株式市場にインパクトがある外部要因が極めて少なくなっています。

 このような「凪(なぎ)」の時に株式市場がどの方向に動くかによって、投資家の「想い」を読み取ることができます。この先に期待感がなければ投資家は株を手放し、逆に期待があれば新たに株を買うのです。足元、日経平均は今年最も高い水準で推移しています。この時点では後者なのだと判断することができます。

 他方、外部環境だけでなく、2月6日に「ソフトバンクグループ(9984)」が上限6000億円、発行済株式数の10・3%の自社株買いを、2月8日に「ソニー(6758)」が上限1000億円、同2・4%の自社株買いを発表したことによって、日本企業の株主還元姿勢が強まると理解されていることも株価堅調の追い風になっています。日銀の黒田総裁は「必要であれば追加緩和を行う」と繰り返し表明しており、金融政策面にも不安はないのです。投資家の動きは次第に活発化してくると考えることになります。日々、値上がり率が10%を超えるような銘柄が東証全体で約20銘柄見られていますが、それも投資家がファイティングポーズを示し始めていることの表れだと思います。

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