記事詳細

【新・兜町INSIDE】日経平均異例のスピード入れ替え 発表6日後に実施へ

 香港企業による買収が決まっている電機大手パイオニアは3月中に上場廃止の見込み。主要225社からなる日経平均株価からの同社株の除外は上場廃止スケジュール確定からわずか6営業日後という慌ただしさだ。

 パイオニアは最速3月1日に買収元の香港企業向け新株の発行を終え、東証から上場廃止に向けた「整理銘柄」に指定される見通し。日経平均を算出する日本経済新聞社は19日、「整理銘柄指定日から5証券営業日経過後」にパイオニア除外と後継銘柄の補充を実施すると発表している。3月1日の整理銘柄指定なら後継銘柄の補充は11日。毎秋に実施される定期見直しでは、発表から約3週間後の入れ替え実施なので、今回はスピード入れ替えといえる。

 日経平均の銘柄入れ替え実施日前後は、対象銘柄の株価は乱高下しがちだ。今回、混乱なく銘柄入れ替えができれば、「毎秋の定期見直しでも、発表後の数日で入れ替えを終えるスタイルに変更されるかもしれない」とべテラン証券マン。ちなみに後継候補はシャープ、オムロン、村田製作所など。

 【2019年02月27日発行紙面から】

関連ニュース