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大塚家具・久美子社長、父との和解は… 具体的な予定「決まっていない」

 3期連続赤字と業績不振の大塚家具。大塚久美子社長(50)は資本業務提携で合意した企業から、創業者で父の勝久氏(75)との和解を提案された。お家騒動から約4年、注目の記者会見で久美子氏が語った中身は-。

 日本外国特派員協会で4日、資本業務提携で合意した日中の越境EC(電子商取引)を手掛ける「ハイラインズ」の陳海波社長と記者会見を開いた久美子氏。フランス、米国、ドイツなど5カ国のメディアから計110人が参加するなか、「日本だけでなく、世界の消費者に商品やサービスを提供したい」と、販売網を中国など海外に拡大する方針を表明した。

 質疑応答に先立ち、久美子氏は「今日多くの報道陣が集まった理由の1つだと思う」として、勝久氏との和解話について切り出した。

 「(家具に)愛着を持てることが幸せだと、そういう価値観を父から受け継いだ」とし、「上場会社の経営では考えが異なったが、耐久消費財として家具を使いたい価値観は同じ。父にも理解してもらえると信じています」と説明した。

 2015年に経営権を握った久美子氏に追い出された勝久氏は「匠大塚」を設立した。久美子氏は、「『いいものを長く使う』という価値観を共有する団体をメーカーや販売業者と作りたい。もしそれができたときには、父にも声をかけたい」との意向を示した。

 ただ、勝久氏との話し合いの具体的な予定については「どういう形になるかは決まっていない」とトーンダウン。その気になれば電話ぐらいできそうなものだが、雪解けは実現するのか。

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