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【介護離職に備えよ】介護中の社員同士が支え合う「メンター制度」 (1/3ページ)

 ここにきて、複数のクライアントから立て続けに、介護中の社員についての相談を受けた。

 そのうちの1人は女性社員で、両親に加え、障害のあるきょうだいの介護をしているという。もう1人は毎週末、夜行バスで実家に帰る遠距離介護を続け疲弊している。さらに、もう1人も家計を支えつつ、介護休暇も有給休暇も使い果たしてしまい、介護離職が危ぶまれているという。

 近年では、このような両親+きょうだいのトリプル介護が増加していると感じる。こうなると、なかなかセオリー通りにはいかないし、介護者の負担は過大だ。表に出てこないだけで、似たような状況にある中堅クラスのスタッフはたくさんいるはずだし、人口動態をかんがみても、これからも増えていくだろう。

 こうした状況に、なんとか離職しないですむ方法を模索している会社が多いようだが、社員の家庭環境はさまざま。そのたびに上司らがケースごとの対応を考えていては非効率的だ。

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