記事詳細

【サラリーマンサバイバル術】法改正で残業の何が厳しくなったの? (1/2ページ)

 【Q】 働き方改革が進んでいると言われていますが、私の職場では残業時間が相変わらず長く、何も変わっていません。法律改正で何が厳しくなったのでしょうか?(サービス業、20代男性)

 【A】 昨年6月に成立した「働き方改革関連法」の中で、特に「罰則付きの時間外労働の上限規制」の導入は、労働基準法の歴史の中で大きな改革だといえます。

 目的は、長時間労働に依存した企業文化や職場風土の抜本的見直しを行うことで、長時間労働を是正し、過労死などを無くしていくことにあります。法改正の趣旨と意義を生かして、職場の改善にぜひつなげていただきたいと思います。

 時間外労働の上限規制に関するポイントは、労働基準法に、原則(限度時間)として「月45時間・年360時間」という上限時間が「罰則付き」で明記されたことです。

 4月1日に施行されますが、中小企業は2020年4月からとなります。臨時的な特別な事情がある場合でも、(1)年720時間(2)休日労働を含み単月100時間未満(3)休日労働を含み複数月平均80時間(4)原則である月45時間の時間外労働を上回る回数は年6回までを限度とする-ことが規定されました。

関連ニュース