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中国ディスプレイメーカーも本格参入 2019年は「折りたたみスマホ」ラッシュになる? (2/4ページ)

 Galaxy FoldとMate Xはどちらもディスプレイを完全に折り曲げて密着させることができる。CSOTの折り曲げディスプレイは降り曲がる部分、つまりヒンジとなる部分に山折り型でR5(5ミリ)、谷折りでがR3(3ミリ)のカーブが必要。つまり、FlexPaiのようにヒンジ部分には若干のすき間ができてしまうということである。

 TCLブースにあった折りたたみスマホのコンセプトモデル「DragonHinge」のモックアップを見ると、ヒンジ部分にすき間がある形状となっている。このすき間部分がなくなるように、今後は最小半径を限りなくゼロに近づけていくことも1つの課題だろう。

 とはいえFlexPaiも折りたたんだ状態で十分持ち運びできる大きさであることから、CSOTのこのディスプレイをそのまま採用するスマホメーカーも出てくるだろう。

 コンセプトモデルのDragonHingeという名前は、竜の体のように自由に折り曲げできるという意味だろうか。ディスプレイは内側に折りたたみ谷折りであり、裏面の片側には完全に折りたたんだ際の表示用に、もう1枚ディスプレイを備えている。製品化時期や価格などは現時点では一切決まっていないとのことだ。

 ◆意外なメーカーから折りたたみスマホが登場 ODMメーカーも生産開始か

 先述のCSOTと並ぶ中国トップのディスプレイメーカーがBOE(京東方科技)。HuaweiのMate Xで採用された折りたたみディスプレイは、同社製と言われている。そしてGalaxy Foldを送り出したSamsungも、ディスプレイメーカーとして世界の大手企業。

 このようにディスプレイメーカー各社がこぞって折りたたみディスプレイの製造・開発を始めていることから、今後他のスマホメーカーも折りたたみスマートフォンを手掛けることは間違いないだろう。

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