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【売れないモノを売る極意】「デジタルデトックス」に“商機”あり? 「禁煙プログラム」から学ぶ脱スマホ (1/2ページ)

 今、スマートフォンから距離を置く「デジタルデトックス」がちょっとしたブームです。「スマホ依存症」が心身へ及ぼす弊害が明らかになり「少し距離を置こう」と思う人が増えたのです。

 というのも、その弊害がハンパではないレベルで、脳が疲れて物忘れがひどくなったり、睡眠障害に陥ったり、なかには怒りっぽくなって「すぐキレる」といった症状が出る人も珍しくないそうです。その上、一番困るのは本人にその自覚がないことだといわれています。

 ただ現代生活においてスマホはもはや必需品。ちょっとでもスマホから離れると、LINEにメッセージが入っていないか、メールに返信しなくていいのか、といろいろ気になって何も手につかなくなってしまいます。よって、いったんデトックスに成功しても、まるでダイエットのリバウンドのように元にもどってしまい、心身を損ねる人は増える一方、というのが実情です。

 そこで今回は、無理なくデジタルデトックスを成功させるために、アメリカで開発された禁煙プログラムを紹介したいと思います。医学的見地からつくられたニコチン依存症のリハビリプログラムで日本には約30年前に伝わりました。私はその時、たまたまPRに関わったのです。

 その禁煙プログラムは、禁煙に伴う心身の負担を減らすために6週間かけて段階的にタバコの量を減らしていく、といった内容で、具体的には徐々にニコチン量の少ないタバコに変えながら、タバコの箱に専用の記録用紙をつけて、1本取り出すごとに記録することを習慣化させるものでした。あえてタバコを取り出すことを意識することが重視されていたのです。

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